検索結果のサイト名とファビコン|思った名前が出ないときに確かめる設定

検索結果のサイト名とファビコン|思った名前が出ないときに確かめる設定

Google の検索結果では、記事の題名(タイトルリンク)の近くに、サイト名と小さなアイコンが表示されます。このアイコンがファビコンです。ブログを始めてしばらくすると、「サイト名がドメイン名のまま出ている」「アイコンが地球のマークのまま」と気づくことがあります。ここはAI所長の副業ブログ研究室。今回は、サイト名とファビコンがどう決まるのか、思ったとおりに出ないときに何を確かめるのかを、公式の説明に沿って整理します。

先に結論です。サイト名はGoogle が自動で決めるもので、手動では変えられません。希望を伝えるいちばん大事な手段は、ホームページに置く WebSite の構造化データです。ファビコンは、正方形で、Google が読める形式の画像を、ホームページから指定しておく必要があります。

フクさん(50代・会社員)

フクさん(50代・会社員)
所長、検索結果に出るブログの名前が、付けた名前と少し違っていました。どこかで直せるんでしょうか。
AI所長

AI所長
直接書き換える画面はないんです、フクさん。Google の説明では、サイト名は自動で作られ、手動で変更することはできないとされています。そのかわり、希望の名前を伝える方法があります。順番に見ていきましょう。

サイト名とファビコンとは|タイトルリンクとの違い

Google 検索セントラル「Google 検索でのサイト名」 では、サイト名は、検索結果でページの取得元として表示されるサイトの名前で、ページごとに違うタイトルリンクとは違い、サイト全体で1つだと説明されています。

サイト名 ファビコン タイトルリンク
ひとことで ブログ全体の名前 ブログ全体のアイコン 記事ごとの題名
単位 ドメイン・サブドメインごとに1つ ホスト名ごとに1つ 1ページごと
決め方 Google が自動で決める(希望は伝えられる) ホームページで指定した画像から ページの内容などから

記事ごとの題名の付け方は ブログ記事のタイトルの付け方|検索結果で選ばれる32字の作り方 にまとめました。今回は、そのまわりに出る「ブログ全体の名前とアイコン」の話です。


サイト名は、Google がどう決めるか

Google 検索セントラル「Google 検索でのサイト名」 には、サイト名はホームページの内容と、ウェブ上でそのサイトを参照しているページをもとに自動で生成される、と書かれています。材料として挙げられているのは、次のようなものです。

・WebSite の構造化データ(希望を伝えるいちばん大事な手段)
・og:site_name(SNS で共有されたときなどに使われる、サイト名の情報)
・title 要素(ブラウザのタブに出る名前)
・見出しなど、ホームページのほかのテキスト

サブディレクトリには、別のサイト名を付けられない

同じページでは、サイト名が付くのはドメインかサブドメインの単位で、サブディレクトリ(例:example.com/news)は対象外だと説明されています。また、www や m で始まるサブドメインは、ふつうはドメインのホームページと同じものとして扱われる、とも書かれています。1つのドメインの中に、フォルダで分けて2つ目のブログを置いている場合、そちらに別のサイト名は付けられないということです。


よいサイト名の条件|公式の説明

Google 検索セントラル「Google 検索でのサイト名」 に挙げられている条件を、表にまとめました。

公式の説明の要点 ブログでの見方(当研究室の整理)
サイトを正確に表し、誤解されない独自の名前にする 何のブログかが伝わり、ほかのサイトとまぎれない名前
一般に知られている簡潔な名前を使う(長さの制限はないが、端末によっては途中で切れる) キャッチフレーズまで入れた長い名前にしない
「アイオワで一番の歯医者」のような一般的な名称は避ける(有名なブランド名は別) 「副業ブログ」のような、ふつうの言葉だけの名前は選ばれにくい
ホームページ全体で同じ名前を使い、構造化データとほかの場所の名前をそろえる タブの名前、ヘッダーのロゴの文字、構造化データの name を同じにする
正式な名前より略称で知られているなら、代替名を指定する 短い呼び名があるなら、代替名に入れておく

ドメイン名を決めるときの考え方は 独自ドメインの決め方・取り方|初心者が失敗しない名前の付け方 で扱っています。サイト名とドメイン名が近いと、どちらが選ばれても読者が迷いにくくなります(当研究室の考え方)。


WebSite の構造化データで、希望を伝える

Google 検索セントラル「Google 検索でのサイト名」 で確かめられた書き方の決まりは、次のとおりです。

項目 公式の説明の要点
置く場所 サイトのホームページだけ。すべてのページに入れる必要はない
形式 JSON-LD・RDFa・microdata のどれか
name(必須) サイトの名前
url(必須) サイトの正規のホームページのURL(例:https://example.com/)
alternateName(推奨) 代替名。いくつか書け、出したい順に、いちばん大事なものを先頭に並べる
すでに WebSite の構造化データがあるとき サイト名の項目を、同じまとまりの中に入れる
http と https など、同じ内容のホームページがいくつかあるとき 正規のページと重複のページの両方に、同じ構造化データを入れる

代替名の「最後の候補」

同じページには、希望の名前が選ばれないときは代替名が優先して検討されること、代替名の最後の候補として小文字のドメイン名(例:example.com)を入れておく方法があることも書かれています。

テーマや SEO 用のプラグインが、WebSite の構造化データをすでに出していることがあります。自分で書き足す前に、いま何が出ているかを確かめるのが順番です(当研究室の考え方)。構造化データの確かめ方は ブログの構造化データとは|リッチリザルトテストで確かめる手順と注意 にまとめました。

検証は「リッチリザルト テスト」ではない

同じページでは、構文の確認にはスキーマ マークアップ検証ツールを使うよう案内されています。リッチリザルト テストはサイト名に対応していない、とはっきり書かれています。


ファビコンの決まり|正方形・8px以上・対応する形式

Google 検索セントラル「検索結果に表示されるファビコンを定義する」 に書かれているガイドラインを、表にまとめました。

項目 公式の説明の要点
置き方 ホームページの head に link タグで指定する。rel の値は icon がおすすめ(shortcut icon・apple-touch-icon なども対応)
数 1つのホスト名につき1つ。サブディレクトリには別のファビコンを付けられず、メインのサイトのものが使われる
クロール 画像用の Googlebot がファビコンを、Googlebot がホームページを、クロールできること
形 正方形(縦横の比が 1:1)で、8×8 ピクセル以上
大きさのおすすめ 48×48 ピクセルより大きいもの
形式 BMP・GIF・ICO・PNG・JPEG・PPM・TIFF
URL 頻繁に変えない
中身 サイトのブランドを表すもの。わいせつな表現やヘイトに関わるシンボルは表示されない
Google の説明に挙がっている形式には、WebP と SVG は入っていません(2026年10月に確かめた時点)。ふだん画像を WebP で保存しているブログでも、ファビコンだけは一覧にある形式(PNG など)で用意しておくと、公式の説明に沿った形になります(当研究室の考え方)。

同じページには、ガイドラインを守っても表示されるとは限らないこと、反映には数日から数週間かかることがあり、URL 検査ツールでホームページのインデックス登録をリクエストできることも書かれています。


WordPress では、どこで設定するか

サイト名の元になる「サイトのタイトル」

WordPress 公式ドキュメント「Settings General screen」(英語) では、「設定」→「一般」のサイトのタイトルについて、多くのテーマがページの上部とブラウザのタイトルバーに表示する、と説明されています。ここが、Google がサイト名を決めるときの材料の1つ(title 要素など)につながる場所です。最初の設定の流れは WordPress初期設定これだけ|初心者が最初にやる設定チェックリスト にまとめました。

ファビコンは「サイトアイコン」

WordPress 公式ドキュメント「Create a Favicon」(英語) によると、WordPress 6.5 からは、サイトアイコンの設定が「設定」→「一般」に移りました。手順は、画像をメディアライブラリに入れ、一般設定の画面でサイトアイコンを選ぶ、という流れです。画像は正方形で、縦横 512 ピクセル以上、形式は PNG がおすすめと書かれています。6.4 までは「外観」→「カスタマイズ」の「サイト基本情報」から設定します。

同じページでは、favicon.ico を自分で用意したりテンプレートを書き換えたりするより、この組み込みの機能を使うことが強くすすめられています。

タカシくん(30代・会社員)

タカシくん(30代・会社員)
Google は「48px より大きく」、WordPress は「512px 以上」。どちらに合わせればいいですか。
AI所長

AI所長
両方を満たすのは、512 ピクセル以上の正方形の PNG です、タカシくん。WordPress の条件を守れば、Google の条件にも収まります(当研究室の整理)。

思ったとおりに出ないときに確かめる7つ

Google 検索セントラル「Google 検索でのサイト名」 のトラブルシューティングの項目と、Google 検索セントラル「検索結果に表示されるファビコンを定義する」 のガイドラインから、確かめる順にまとめました。

① ホームページの WebSite の構造化データに、希望の名前が入っているか
ページのソースを表示して「WebSite」「name」で探します。

② 構造化データにエラーがないか
スキーマ マークアップ検証ツールで確かめます。

③ タブの名前(title)、og:site_name、見出しで、同じ名前を使っているか
バラバラだと、どれが選ばれるか読めなくなります。

④ サブディレクトリに、別のサイト名やファビコンを付けようとしていないか
どちらも、ドメイン(ホスト名)の単位でしか付けられません。

⑤ http と https など、いくつかの版で同じ名前になっているか
https への切り替えがまだなら ブログのSSL(https)の確かめ方|「保護されていない通信」と混在コンテンツの直し方 を見てください。

⑥ Google がホームページとファビコンを読めるか
URL 検査ツールで、robots.txt や noindex、ログインでふさがれていないかを確かめます。くわしい手順は 記事が検索結果に出てこないとき|インデックス登録の確認と依頼の手順 にまとめました。

⑦ 直してから、十分に待ったか
サイト名もファビコンも、反映まで数日から数週間かかることがある、と案内されています。ホームページの変更が反映されたあとも、ほかのページは遅れて変わることがある、とも書かれています。


AIの使いどころと、任せないほうがよいところ

作業 AIに任せてよいか 理由
ホームページのソースを貼って、WebSite・og:site_name・title の行を探してもらう 任せてよい 長い HTML から決まった行を探すのは得意
サイト名の候補をいくつか出してもらう 下書きまで 短く、誤解されず、ほかとまぎれないかは自分で確かめる
構造化データを書いてもらい、そのまま貼る 任せない テーマやプラグインがすでに出していると、重なってしまう
ファビコンの画像を作ってもらう 下書きまで 形式・大きさ・正方形かを、公式の条件で確かめてから使う

やりがちな失敗、5つ

① サイト名を、キャッチフレーズまで入れた長い名前にする
簡潔な名前を使うよう案内されています。端末によっては途中で切れます。

② タブの名前・ロゴ・構造化データで、名前がそろっていない
ホームページ全体で同じ名前を使うよう案内されています。

③ ファビコンを WebP や SVG だけで用意する
Google の説明の対応形式には入っていません(確かめた時点)。

④ 構造化データを、リッチリザルト テストで確かめて安心する
リッチリザルト テストはサイト名に対応していない、と書かれています。

⑤ ファビコンの画像を、何度も差し替えて URL を変える
URL は頻繁に変えないよう案内されています。


よくある疑問(Q&A)

Q1. サイト名がドメイン名のまま出ています。おかしいですか?

Google の説明には、名前の選ばれ方は自動で決まるとあり、ドメイン名が出ること自体を「誤り」とする記述はありません。希望の名前を出したいなら、①〜③を確かめて、待つのが順番です(当研究室の考え方)。

Q2. Search Console から、サイト名を直接変えられますか?

今回確かめたページでは、自動で作られたサイト名は手動で変更できないとされています。伝えられるのは、構造化データなどで示す「希望」までです。

Q3. ファビコンを設定したのに、検索結果のアイコンが変わりません。

反映には数日から数週間かかることがあると案内されています。形式・正方形・クロールの3点を確かめたうえで、URL 検査ツールからホームページのインデックス登録をリクエストできます。

Q4. ブログ名を途中で変えても大丈夫ですか?

今回確かめたページには、名前を変えたときの影響は書かれていません。変えるなら、タブの名前・ロゴ・構造化データを一度にそろえ、反映を待つ形が、公式の説明と食いちがわない進め方です(当研究室の考え方)。

Q5. スマホとパソコンで、見え方は違いますか?

サイト名は、モバイルとデスクトップの両方で、Google 検索が対応するすべての言語で表示される、と説明されています。長い名前は、端末によって途中で切れることがあります。


まとめ:名前は「そろえて伝える」、アイコンは「条件に合わせる」

・サイト名はサイト全体で1つ。Google が自動で決め、手動では変えられない。
・希望を伝えるいちばんの手段は、ホームページの WebSite の構造化データ(name と url が必須、alternateName は推奨)。
・タブの名前・og:site_name・見出し・構造化データで、名前をそろえる。
・サブディレクトリには、別のサイト名もファビコンも付けられない。
・ファビコンは正方形・8px以上(48px より大きいのがおすすめ)・対応形式で。WebP と SVG は一覧にない。
・WordPress は 6.5 から「設定」→「一般」のサイトアイコン。512px 以上の正方形、PNG がおすすめ。
・反映には数日から数週間。直したら待つ。

検索結果で最初に目に入るのは、記事の題名と、その近くのブログの名前とアイコンです。まずは自分のブログ名で検索して、いま何が出ているかを見てみてください。思った名前でなければ、7つの確認の①から順に見ていけば、どこで食いちがっているかが分かります。

参考(公式の説明):Google 検索セントラル「Google 検索でのサイト名」/Google 検索セントラル「検索結果に表示されるファビコンを定義する」/WordPress 公式ドキュメント「Create a Favicon」(英語)/WordPress 公式ドキュメント「Settings General screen」(英語)


【免責】本記事は、Google 検索セントラルと WordPress の公式ドキュメントの説明(2026年10月時点で確認したもの)をもとにした一般的な整理です。検索結果での表示を約束するものではありません。WordPress の公式ドキュメントは英語のため、内容は当研究室の訳で紹介しています。テーマやプラグインによって、出力される内容や設定の場所は変わることがあります。